妻がありながら、ほかに9人の愛人を持つ男、松吉(船越英二)。やがて愛人たちは結束し、松吉を殺害しようと企てるが…。 市川崑監督がモノクローム映像をスタイリッシュに用い、時にブラック・ユーモアも醸し出しながら描く、男と女のピカレスク・ロマンの秀作。その映像センスは後の若者層の流行とも呼応し、時が経てば経つほど人気が高まるカルト映画としても知れ渡っている。女たちに扮しているのは、市川映画に欠かせない岸恵子をはじめ、山本富士子、中村玉緒、宮城まり子、岸田今日子など、日本映画演劇界を代表するそうそうたる面々。なお、市川監督は21世紀に入り、本作をTVドラマとして自らのメガホンでリメイクしている。シナリオは共に、彼の愛妻でもあった名脚本家の故・和田夏十の筆による逸品。
たまたまオリジナルを放送していた。
私が生まれる前の作品。
セットとか時代を感じるけど、当時はめちゃくちゃオシャレだったんだろうなぁーって分かる。
白黒で渋かったけど、やっぱりバカリズムは天才だと思った。
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