カール・フレドリクセンは78歳のおじいさん。風船売りの仕事も引退し、亡き妻エリーとの思い出が詰まった家で、一人きりで暮らしていた。ある日、カールはトラブルを起こし、老人ホームに強制収容されることに。その時、彼はエリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、人生最初で最後の冒険の旅に出ることを決意する。そして、大切な我が家に無数の風船をつけて、家ごと旅立った。目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!苦々しいこれまでの生活からようやく離れられ、久しぶりに穏やかな表情を取り戻したカールだったが、空を飛んでいる家の外からドアをノックする音が。空けてみるとそこには「お年寄りお手伝いバッジ」を手に入れて自然探検隊員のランクアップを目指す少年ラッセルがいた。やっかいなことになった、と思いながらも、カールはパラダイスの滝を目指す。思いもよらぬ運命が待ち続けているとも知らずに・・・。

 
 

映像と、配色・そしてモノの質感の美しさに魅せられ
仲良く一緒に年齢を重ねていく夫婦の姿に
最初の10分ほどで、充分グッときた。
台詞も少ないのにネ。そこがスゴイところ。
 
『ちいさいおうち』を思い出した。

過去の思い出に浸って、拘って生きているの。
分かる、すっごく分かる。
夫婦の象徴だったソファも置いて、助けに行くところからの展開が前向きでワクワク。


いろいろ考えてしまう深い内容もあるけど、
シンプルに、まさに笑って泣けるストーリーだった。

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