【I am Sam】
2011年3月17日 映画7歳児程度の知能しかもっていないサム(ショーン・ペン)は、娘ルーシー(ダコタ・ファニング)とささやかな生活を続けていたが、彼に養育能力がないと判断したソーシャル・ワーカーがふたりを引き離してしまう。サムはやり手の弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)を頼り、裁判でルーシーを取り戻そうとするが…。
ショーン・ペンをはじめとするキャストの優れた演技とそれらのアンサンブル、アップのモンタージュを巧みに重ねながら、それぞれの人間の感情をドラマとともに盛り上げていくジェシー・ネルソン監督の繊細な演出などにより、障害者を主人公にした感動の映画というよりも、現代社会に失われた大切な想いを持ち得る男によって周囲の者たちが影響され、癒されていくという、さわやかで後味のよい「愛の映画」に仕上がっているのがいい。ビートルズに敬意を表した設定の数々も素晴らしい効果を生んでいる。
子供に対する愛情と知能は無関係です
ご存知、知的障害を持った父親と娘の話。
あーーー。娘の母親は、そうなんだぁーって
コレは前知識がなかっただけに、ショック。
父娘とも、相手を思い遣っている気持ちは痛いほど分かるし
それでも、世間に対して 気持ちと違う態度をとってしまう娘の気持ちも切ない。
私の方が あなたに救われてる
弁護士のこの台詞も印象的。
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