【皇帝ペンギン】

2010年10月10日 映画
南極で皇帝ペンギンの生態を追ったフランスのドキュメンタリー。延々と行進を続けるペンギンたちが、たどり着いた営巣地でパートナーを見つける。やがて産卵を終えたメスたちは、体力を使い果たし、エサを求めて再び海へ。オスは卵を守りながら、ひたすら立ったまま2ヶ月。孵化した子どもとともに、メスの帰りを待つ。どこか着ぐるみの人間のような立ち姿。とことん愛くるしいヒナ。ペンギンのかわいさを満喫できるが、圧倒されるのは彼らの過酷な生活である。極寒の大地で、寄り添うように固まって、何も食べずに過ごす。卵が割れて、他者の卵を奪おうとする。大自然とペンギンの本能の関係には、ただただ目を見張るばかりだ。本作が他のドキュメンタリーより優れているのは、声の名演技にもある。シャルル・ベルリングら3人の俳優たちが、父、母、子どものペンギンの思いを語り続け、厳しい大自然の世界に、心安らぐ空気を生み出す。このあたりもフランス作品らしい文学的な味わい。

 
 
これも今頃^^;;
今年の猛暑中に、涼しくなるかなぁー?って思っていた映画。
 
愛らしいペンギンの姿と動きに癒された♥
でも、ペンギンの生活が過酷だって事も分かっているんだけど。。。

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