「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。
ちょっと遅かったけど、話題の本。
夫が読んで娘が読んで、私。
夫が映画を観て、娘も観てきて、、、、私も?
すごい勢いで読んだけど、引き込まれたけど
後味悪いです。
救いようがない内容です。
構成が面白くって、よく練られている。
一つの事件を、先生・生徒・生徒の母 e.t.c.が語っていく。
同じ場面でも、人によって見方・感じ方が違っていて
元に戻って、読み返したくなる。
どの登場人物の気持ちも分かるようで、結構、苦しくなった。
久しぶりに、本を読む…って事をした。
活字を見ながら、頭の中で登場人物を思い描いて(今回は、映画のキャスティングに影響されたけど)想像していく
こんなに楽しいんだぁーって思ったけど
なかなか読書するって言う心豊かな時間が取れない;;
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